日本獣医再生医療学会 第13回年次大会 開催決定



会員の皆様、ますますご健勝のことと存じます。年次大会にご参加頂き、ありがとうございました。おかげさまで200人以上のご参加を頂き、年々ますます盛会となっております。

このたびの学会では、どんどん進歩する自然科学の姿を垣間見たような気がします。しかし、いつも思うのですが、自然の奥底はまだまだ人類にとっては前人未踏の深海のようなもの。深海に潜っていくと光は届かずに真っ暗。ある程度はソナーを使って把握し想像するのですが、深海に進んでいくほどに訳の分からない新種生物が発見されたり、ついに深海の底に到達したと思ったら、まだ別の奥底が見つかったり。また底の内部に新たな空間が見つかったり・・・。

いったいいつになったら自然の全容が解明されるのか。と悩んでしまいます。おそらくこの葛藤が永遠に続くと思っております。だから人類はその未来に希望を抱き、研究を止めないと思います。

研究成果によって、新たな新事実を突き止め、学会で発表しても、その内容は翌年の学会で否定されたりします。私はこれで良いと思います。どんどん発表し、否定され、また研究し、そして全体として発展していく。これが我々科学者の進む道だと思います。

再生医療の領域は、本当に未熟な分野だと思います。それだけに、ものすごいスピードでとんでもない新事実が見つかったり、検証されたりします。ここに落とし穴を作ってはならないと思います。ガイドラインを遵守し、生命を軽んじることなく、患者のQOLを最優先するという原則は守っていかなければなりません。決して見栄や損得やごまかしが有ってはならないと思います。

これからの日本獣医再生医療学会、ますます発展させるため、会員の皆様のご協力が必要です。是非ご研究のご報告をお願い申し上げます。素朴な疑問、これが世の常識を覆すことも多々あります。未熟な自然科学領域ではよくあることです。皆様の素朴な疑問を学会でご発表頂くのも、学会の発展に役立つと思います。よろしくお願い申し上げます。


日本獣医再生医療学会 会長 岸上義弘

日本獣医再生医療学会 第11回年次大会 講演DVD販売中

『獣医再生医療研究会は、日本獣医再生医療学会に生まれ変わります』

 平成25年12月1日をもって、獣医再生医療研究会は、研究会から学会への移行を行なうこととなり、「日本獣医再生医療学会」として発足することとなりました。

 再生医療という新しい分野、ずば抜けた治療効果、しかも加速度的にどんどん見つかる新知見。これらの活発な動きに乗って、獣医再生医療にご興味のある獣医師の先生方の探求心、経験や知見をひとつにまとめ、大きな潮流として皆で獣医再生医療を進歩させていきたいと考えております。

 新たに、学会への入会ご希望の先生は、学会入会の申し込みページからご登録をお願い申し上げます。フォーム送信後、入会手続きに関するご案内を送付させて頂きます。

 今後の獣医学分野において、これまでの難治疾患だけでなく、既存の治療法がある疾患に対しても、細胞を用いた新しい治療法を模索する活発で自由な場になることを願ってやみません。会員となられた大学研究者と臨床家が手を結び、新しいエビデンスを作っていきましょう。

 どうか皆様には、こぞって当学会にご参加くださるようお願い申し上げます。

日本獣医再生医療学会 会長 岸上義弘