活性化自己リンパ球治療で癌は治りますか?
活性化自己リンパ球療法では、 進行癌や末期癌は完全に治すのは難しいと思われます。 一方癌の進行を止めたり再発防止する効果、QOL(生活の質)を 改善する効果は大いに期待できます。 がんは再発が最も恐ろしいことですから、手術後に活性化リンパ球を投与し、 がんの再発を防止することは効果的な治療であると考えられます。
 
がんは完全に切除したと言われましたが、
この治療を行う意味がありますか?
手術により癌が完全に切除できたと言われると、 患者さんの多くは、癌が治ったと思われますが、 数年後何割かの確率で再発します。 「完全に切除」というのは、肉眼的に切除できた ということで、癌が再発する可能性があります。 癌を完全に切除した後に活性化自己リンパ球治療を 行うことは、再発を防止できる可能性があり、 効果的な治療の一つであると考えられます。
 
QOLの改善とはどのようなものですか?
QOL(生活の質)とは患者さんの全身状態、 具体的には食欲不振や倦怠感の有無等を表します。 活性化自己リンパ球療法により、食欲が回復したり 倦怠感が無くなるといった改善効果が認められます。 そのため、入院せずに自宅での治療が可能となり、 普段のように散歩に行ったり、などの例があります。
 
活性化自己リンパ球療法はどんな癌に効果がありますか?
またどんな副作用がありますか?
基本的にどのような癌に対しても効果があります。 癌の種類で効果の現れ方にも違いがありますが、 むしろ癌の進行度の影響が大きいと考えています。 手術直後からこの治療を行うことが最も効果のある方法で、 進行するほど効果は一般的に低くなるようです。 副作用は38度程度の軽い発熱がたまに見られる程度です。 自己のリンパ球ですので重篤な副作用はありません。
 
活性化自己リンパ球療法と他の療法の併用は可能でしょうか?
可能です。 抗ガン剤や放射線治療、あるいは漢方療法等との併用は、 お互いの治療タイミングを考慮していただければ、 むしろ高い効果が期待できると考えています。 まだ、臨床研究中ですがマグネタイトリポソームによる 温熱療法との相性が特によいではないかと考えています。